株式会社鳳 | はるか

幣殿の床におきまして、旧塗膜を全て剥ぎ取り、新たに着色・保護コーティングを行う作業を行わせて頂きました。

 紫外線及び木材収縮による表層劣化が部分的に進み、ウレタンコーティングに割れが生じている状態です。

その劣化層を含む現在の表層塗膜を全て剥ぎ取り、一旦木地（木肌）を出します。

木地まで出す事で、着色（顔料）を入れる事が可能となり、新たな色へと御化粧直しへと進める事ができるようになります。

顔料は２工程となりますが木地へと含浸させた状態です。

顕微カメラで含浸状況もチェックもしております。

その後、何層かに渡りウレタンコーティングを重ねて表層の艶を増させていき、完成となります。

光や影、角度により見え方や色が異なって見えるのがまた不思議な演出を醸し出してくれますね。

この度も貴重な御縁と賜る事ができ、施工にあたらせて頂く事が出来たのも、全て関わってくださっている方々の御支援の賜物です。

未来に繋ぐ事へ従事させて頂けました事を、深くお礼申し上げます。

誠にありがとうございます。